15分ですべて分かる!決算書の読み方その1 | 全体像を理解しようを読んだら、損益計算書の大まかな読み方はご理解いただけたと思います。

大まかな決算書の読み方をお分かりいただけても、どのようにあなたの会社の経営に活用できるのか、よく分からないと思います。
ですので次は、損益計算書を見るときに大事な3つのチェックポイントを、解説していきます。

チェックポイントその1 営業利益を意識すること

売上に対する仕入原価を意識する経営者はたくさんいますが、売上総利益に対する販売費を意識する経営者はそう多くありません。

仕入原価は目に見えやすいので、事業への影響の確認がしやすいのですが、本当に事業を圧迫する原因は販売費にあることが多いのです。

例えば500円で仕入れたものが1,000円で売れたときに、多くの人が「500円儲かった」と考えます。
しかし会社である以上は、仕入以外の人件費や地代、光熱費や消耗品など会社を維持するための費用や返済原資など、目に見えないコストもたくさん発生しています。

ここの費用は把握しにくい部分なので、いいかげんに考えているとみるみるうちに金額が膨らみ、いくら仕入原価を抑えても黒字にはなりません。

安く仕入れて高く売る、だけでは事業は回らないのが現実です。

営業利益の考え方
営業利益の考え方

チェックポイントその2 売上総利益率が下がってきたらマズい

売上総利益率が落ちてきているのは、あなたの会社の儲けがみるみる減っているということです。

この数値が落ちているときは、必ず何かの理由があります。
その理由をなるべく早くつきとめ、改善策をほどこすことがあなたの会社を守ることになります。

売上総利益率現象の原因と対策
売上総利益率現象の原因と対策

チェックポイントその3 経常利益の本質を知ろう

営業利益から営業外損益を加減したものが経常利益ですが、本業以外に新しい事業に進出した結果、うまくお金がまわっていない時に大きく減っていくのがこの数値です。

本業の状況があまり芳しくないため、仕方なく新しい事業に進出することもあるかと思いますが、いずれにしてもこの数値がよくない原因は本業から浮気した結果であることが多くみられます。

経常利益の本質

弊社クライアントのF社は本業の製造業では安定して利益を出していましたが、社長が先行き不安との思いから飲食業に進出したところこれが大当たり。
気を良くした社長は銀行から追加で融資を受けて同時に3店舗を開店させました。

しかし、スタッフの育成やオペレーティングにまで気が回らず、トップの人間が育てられなかったため、あっという間に返済が滞るほどの赤字になってしまいました。
本業以外の投資や事業に進出するときには、安定した経営ができる準備が必要なのはもちろんですが、社長は潔くロスカットする勇気も必要です。

15分ですべて分かる!決算書の読み方その3 貸借対照表を読めるようになろうに続きます。

まとめ

損益計算書を見るときには大事なポイントは3つ

  1. 営業利益を意識すること
  2. 売上総利益率が下がってきたらヤバい
  3. 経常利益の本質を知ろう

以上になります。

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